Wind River Blog Network 翻訳版
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September 27, 2017

VNPT TechnologyがWind River Titanium CloudプラットフォームでのNFV PoCに成功

Vietnam Post and Telecommunication Industry Technology Joint Stock Company(以下、VNPT Technology)は先日、NFV(Network Functions Virtualization)長期戦略の一環として、ネットワーク仮想化プラットフォームWind River Titanium CloudでのPoC(Proof-of-Concept)プログラムを完了しました。同社は、通信の未来への足掛かりになる堅牢なNFV基盤の導入を目的に、Titanium Cloudプラットフォームでの詳細な評価を実施しました。

通信市場で24年以上の実績がある同社は、ベトナムの全63省・中央直轄市で事業を展開しており、同国で最先端の通信インフラ/サービスを提供しています。

他の事業者と同様、VNPT Technologyは、仮想化が約束する事業性と運用の効率化に強い関心を持っています。新しいビジネスユースケースやNFV化に必要な技術要件の検討を始めた同社は、ウインドリバーに注目しました。同社のPoCの主な目的は、Titanium Cloudテクノロジを包括的にテストして、将来のNFV実装にふさわしい基盤を提供できるかを確認することでした。

ウインドリバーと共同で開設したテストラボには、データセンター環境のネットワークのシミュレーションが用意されました。トラフィックジェネレータで多様な速度や種類のトラフィックを発生させ、パフォーマンスを徹底的にテストしました。

同社は会社の次の段階とNFVへの移行を検討するなかで、最終的には、新たな収益機会の拡大と運用コストの削減を目指しています。NFVにより、同社はサービスのアジリティを高め、新たな高価値サービスの展開を加速できるようになります。一方で同社は、顧客に期待されるようになったサービスの稼働率を妥協できないことも認識していました。将来の仮想化されたサービスで、キャリアグレードの信頼性が維持されるという確信が必要でした。このような重要な要件を前提として、Titanium Cloudプラットフォームが99.9999%の可用性を保証できることを確認することが、今回のPoCを始めた主な理由としています。

運用コスト削減の面では、同社は従来の垂直統合されたハードウェアベースの製品から、多種多様なベンダ間で切り離して相互運用できる、柔軟なソフトウェアソリューションへの置き換えを求めています。柔軟性と、オープンスタンダードをベースにした他のソフトウェア要素との相互運用性/互換性は、同社がTitanium Cloudプラットフォームを選んだ、もう1つの決め手になりました。

VNPT Technologyの最高技術責任者(CTO)、リー・クオック・チン氏は次のように述べています。「将来的にお客様により優れたサービスを提供するために、ネットワークの変革とNFVテクノロジの導入に積極的に取り組んでいます。しかし、当社にとって重要な要件は、サービス稼働率の維持であることは変わりません。キャリアグレードの信頼性は犠牲にできません。NFV化に着手するうえで、ウインドリバーを選択すべきなのは明白でした。ウインドリバーの協力を得て、NFVの目標実現に向けて着実に前進しています」

ウインドリバーのネットワーキングソリューション・ビジネス開発担当シニアディレクター、チャーリー・アシュトンは、次のように述べています。「VNPT Technologyのような通信事業者は、NFVテクノロジを導入して、サービスのアジリティを高め、顧客サービスのさらなる向上や運用の効率化、コスト削減を図ろうとしています。Wind River Titanium Cloudは、NFV基盤向けにキャリアグレードの仮想化を実現します。サービス事業者がより高いレベルの柔軟性、拡張性、運用面や省エネ面でのメリットを得られるように支援できます」

PoC終了にあたり、ウインドリバーは今後もVNPT Technologyチームと協力して、他のユースケースのネットワークへの実装に取り組んでいきたいと考えています。