Wind River Blog Network 翻訳版
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July 31, 2017

継続的イノベーションと運用コスト削減


投稿者:Ron Breault

「無償オープンソースがあるのに、ウインドリバーのTitanium Cloudソフトウェアプラットフォームを選ぶ理由は何ですか?」と尋ねられることがあります。私は端的に「継続的なイノベーションと運用コストの削減」と答えています。

今年のはじめに、Titanium Cloudの強力なパッチオーケストレーション機能の概要を解説する「Drive Down Operations Costs with Titanium Cloud(Titanium Cloudによる運用コスト削減」という記事を書きました。この機能により、コントロールノード、コンピュートノード、ストレージノード(オプション)で構成されるTitanium Cloudインフラ環境全体に一括操作でパッチを適用できます。システム管理者には、とても好評です。

12月には「Ready for More NFV Magic?(マジックのように優れたNFV機能のリリース)」という記事を投稿し、最新リリースのTitanium Cloudでは標準機能として搭載された、インサービスのクラウドアップグレード機能のリリースについて説明しました。OpenStack Mitakaに対する「インサービス」ヒットレスアップグレードの実施は、他社にはできません。

これらパッチオーケストレーションとインサービス(稼働中)アップグレード機能は、OpenStackベースのシステム上でライブ環境を展開、管理する企業にとって、クリティカルな機能となります。各ノードに対するマニュアル作業でのパッチ適用に数百時間も費やしたり、システムアップグレードに対する非通知のアプリケーション停止(無数の課題を引き起こす歓迎されないギフトになり得る)などを想像しただけでも、これらの機能を備えていない「無償」ソリューションを受け入れてしまうことは、結果として、特に長い目で見ると、高くつくものです。

Wind River Titanium Cloudの最新リリースでは、ウインドリバーの一流エンジニアチームが時代を一歩リードし、アップグレードの工数を削減し、所要時間を短縮するべく、これらの能力を統合、構築した業界初のインサービスアップグレードオーケストレーション機能を開発しました。

ウインドリバーのお客様がより大規模なクラウドを展開するにつれ、これらのクラウドの最新リリース版へのアップグレードにも、さらに時間がかかるようになっています。従来のウインドリバーのインサービスアップグレード機能でも、他社と大幅に差別化されていましたが、それでも数段階の手作業での処理や慎重な手順の体系化が必要とされました。新しいアップグレードオーケストレーション機能では、オペレータに操作手順を指示するインテリジェントなアップグレードエージェントが提供されており、直感的でユーザフレンドリな複数のオプションと手順が用意されています。さらに、この機能の一部として、アップグレードエージェントの制御により、複数のノードを並行してアップグレード(コンピュートおよびストレージ)する機能に対応可能となりました。この並行処理により、ノードの連続アップグレードに比べて所要時間が、10%以上短縮されました。Titanium Cloudを採用したお客様は、このような時間の節約が可能となり、結果として大幅な運用コストの削減につながります。この並行処理は、完全なオプション機能で、オペレータがエージェント上で「アップグレード戦略」を設定する際に任意で選択可能です。

このブログ内ではカバーしきれない機能詳細(たとえば、制御ノードのアップグレード方法と時期、ユーザの判断と意思決定が必要になる点とその理由、ロールバックのしくみ等)が多数あります。多数の要因を考慮し、また業界における長年にわたるアップグレード経験にもとづいて構築された、まさにお客様がウインドリバーに求めている洗練されたシステムなのです。

新しいインサービスアップグレードオーケストレーション機能、または他社をリードするTitanium Cloudのイノベーション技術についての詳細については、お問合せいただければ、直接ご説明する機会を設けます。ウインドリバーが誇りとする実績と技術をぜひ皆様にもご提案させてください。