Wind River Blog Network 翻訳版
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June 27, 2017

空気をきれいに


投稿者:Amanda Lowe

今日、都市部では人口が急増しており、驚くべきペースで環境汚染が進んでいます。世界中で都市インフラが限界に近づき、地域社会の市民の健康が脅かされています。先頃インテルが発表した「Bosch Air Quality Micro Climate Monitoring System(MCMS)」は、大気質を測るパラメータを迅速かつ正確に測定するセンサーとソフトウェアを搭載しています。MCMSは、クラウドベースのアナリティクス、データ管理、可視化ソフトウェアなどの機能により、大気の質に問題があれば、ユーザにすばやく警告できます。ユーザは行動を変えて、即座に効果を上げることが可能です。Wind River Helix Device Cloudを使えば、ユーザは、クラウド経由でMCMSを迅速にデプロイ、接続、管理することができます。

この数週間、多くの都市が熱波に見舞われたことを考えると、MCMSの価値は一目瞭然です。MCMSで大気質を監視している市では、特に暑い日には、自治体は大気質が危険レベルに達したという警告を受けて、高濃度の汚染物質を減らすために、市民に無料公共交通機関の利用を奨励したり、運転制限を促すような対応策をただちに周知することが可能です。

MCMSプロジェクトは、2014年にアイルランドのインテルラボでスタートした開発の結実です。インテルとウインドリバーの多数のグループを横断した大規模な取り組みで、市場開拓のパートナーとして、ボッシュ社との提携を必要としました。

気象観測装置は目新しくありませんが、従来は大型でかさばり、高価でした。今回の新しいIoT対応システムは、同等のソリューションを数分の1のコストで提供できるほか、街灯に設置できるほど小型です。MCMSは、最適な大気質を効率よく測定、管理するためのコスト効果の高いモニタリングシステムを提供します。こういったソリューションを必要とする地域社会の能力を高めるほか、インテルとボッシュがコスト効果の高いソリューションを実現し、都市がより広い導入、範囲の拡大、最適化を図ることを可能にします。

米環境保護局(EPA)の基準に即した、使いやすいデザインにより、世界中の都市職員が総合的な大気質データにアクセスできるようになります。迅速に措置を講じて、市民の生活の質(QOL)を向上できます。インテル・スマート・シティのグローバル・ジェネラル・マネージャー、サミール・シェルマ氏は「次世代にもっとクリーンな地球を残すことです」と述べています。万人に関わりがあります。今日のリーダーたちがよりよい地球を未来に残すという目標に取り組むうえで、Device Cloudが役に立てることに胸が躍ります。