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NXP FTF Tech Forumから得た洞察


投稿者:Mark Hermeling, 5/23/2016

ちょうどいま私は、2016年5月16~19日にテキサス州オースティンで開催されたNXP FTF Tech Forumからの帰途にあります。今週は非常に実り多い1週間でした。組込みシステムの熱狂者2,000人から成るネットワークが、さまざまなアイデアやイノベーションを共有するこのカンファレンスは、私たちのお客様やパートナー様にお会いできる素晴らしい場であり、今回もその期待を裏切らないものでした。いつものように、今回のカンファレンスでも、組込みシステムを構築する技術者にとって重要なあらゆる話題が議論されました。トピックも広範におよび、QorIQ LS1012Aプロセッサの低水準な普及率から自動運転車、IoT用センサ、クラウドからのデバイス管理に関するものまで、実に豊富な内容でした。

中でも、ARM i.MX8用として初となるシリコンは注目すべきものでした。これは自動車業界のみならず、インダストリアル業界のお客様にとっても非常に興味深いチップであり、i.MXシリーズの次世代チップとして、お客様の製品に大きな柔軟性を与えてくれます。完成した最初のボードを手にし、Wind River LinuxやVxWorksをそのボード上で起動することが、本当に待ち遠しく感じられます。異種の処理環境により自由度が高くなる一方、その最適化は課題であり、ウインドリバーがお客様の理想的なパートナーになるための挑戦となります。

またNXPは、拡大したビリヤード台を使ったデモも行いました。このデモは、高度な映像と計算を駆使し、ボールの位置とビリヤードキューの角度に基づいてボールを転がす経路を投影するものです。この経路に合わせてボールを突くだけで、私のビリヤードの腕前が格段にあがりました。

また、じゃんけん大会で審判(またはプレーヤー)として機能する映像システムも紹介されました。このシステムに関しては、現実世界の具体的な用途で応用できるかは若干疑問が残るものの、その背景にあるテクノロジはさまざまな分野で十分に応用できるものです。

ウインドリバーも、多数のプレゼンテーションやTechnology Labの場を借りて、当社の広範なテクノロジのデモを行いました。Technology Labでは、Wind River Rocketをはじめ、Wind River Helix、当社の自動車ポートフォリオ、Wind River LinuxPulsar Linux、そして勿論、当社のWorkbench LivePatchテクノロジを採用したARMv8 LS2085Aプラットフォームで動作するVxWorksのデモも行いました。

NXPのテクノロジについて学習できただけでなく、古いパートナー様や新しいパートナー様ともお会いでき、今後1年間で投入が予定される各製品を理解できたこの1週間は、全体としてとても充実したものでした。