Wind River Linuxが選ばれる理由

Wind River® Linuxは、お客様独自のLinuxオペレーティングシステム上で動作する、堅牢で信頼性が高く、セキュアな組込みソリューションの開発、デプロイ、運用を実現します。

Wind River Linuxを使うことにより、Roll-Your-Own LinuxやサポートされていないシリコンベンダーLinuxによって発生するリスクや労力を回避できます。また、最新のコードベースの確保、不具合の追跡・修正、セキュリティパッチの適用、市場の厳しい仕様や認証に沿ったランタイムのカスタマイズ、IPコンプライアンスや輸出コンプライアンスへの対応が可能で、最終的にはコストの大幅な削減が期待できます。

Why Wind River Linux

長期的な商用サポートを提供するYoctoベースの組込みLinux

Wind River Linuxは、お客様のアプリケーション特有の要件に合わせて、Linux OSをカスタマイズします。開発チームやデプロイメントチームが同様にアクセスできる統合されたアーティファクトリポジトリを備えており、組織全体の共有とコラボレーションを簡素化します。

ウインドリバーは、Linux FoundationのYocto Projectの創設メンバーであり、アドバイザリーボードメンバーです。リーディングコントリビューターとして、過去4年間で合計8000以上のコミット、250万行のコード変更を行った実績があります。ウインドリバーは、Yocto Projectのサポートを次世代のウインドリバープラットフォームに組み込む一方で、積極的にアップストリームを行い、Yocto Projectの修正や機能拡張に貢献しています。

長期サポート(LTS)

  • 定期メンテナンスリリースと継続的な脆弱性監視
  • 毎日実施されるテストとハードニングで脅威を削減
  • すべてのLTS(Long Term Support)リリースで最低10年以上サポート
  • 幅広いx86/Armハードウェアに対応した各種ボードサポートパッケージ(BSP)を提供
  • ビルドシステムにより繰り返し簡単に実行できるビルドプロセス
  • カスタマイズのトラッキングにより、社内のナレッジの共有が可能
  • BOM(部品表)、および世界の輸出規制に準拠したコンプライアンスに対応

製品に最適な開発方法を提供

柔軟なソースコードリリース形態:長期サポート(LTS)

無償版 商用組込みLinux

リリースの頻度

Yocto Projectと同期

LTS:1年毎

ライフサイクル

6~24か月、コミュニティに合わせたサイクル

10年以上

サポート

コミュニティ メーリングリスト

サービスレベル契約(SLA)に基づく

プレミアムサポート(オプション)が利用可能

メンテナンス

コミュニティ

商用グレード(定期的に実施)

主な特長

  • コミュニティLTSカーネルとYocto Project LTSからの定期的な新しいリリース
  • ベンダーのソフトウェア開発キット(SDK)アップデートに基づいたBSPのサポート
  • 必要に応じたリアルタイムカーネルのサポート
  • プロジェクト単位での価格設定、製品出荷数単位でのロイヤリティは不要

Wind River Linuxの採用事例

ウインドリバーはWind River Linuxと、受賞歴のあるサポートサービスにより、お客様のビジネスの成功を支援しています。

リソース